アイネス内科クリニック:院長 小島真二-Shinji Kojima  初めまして、アイネス内科クリニック院長の小島です。
  こちらのページでは、当クリニックの診療方針とそのQ&Aについてお話しをしたいと思います。


        資格
        医学博士
        日本内科学会認定総合内科専門医
        日本消化器内視鏡学会認定専門医
        人間ドック健診専門医
        日本医師会認定産業医
        日本医師会認定健康スポーツ医
        主な経歴(略歴)
        1991年 旭川医科大学医学部医学科 卒業
        1991年 東京女子医科大学消化器内科 勤務
        1997年 神辺町立病院内科 勤務 (内科医長)
        2003年 岡山大学大学院医歯学総合研究科 入学 (2007年修了 医学博士取得)
        2007年 川崎医科大学講師(健康管理学)、(兼)同附属病院医長(健康診断センター)
        2011年 アイネス内科クリニック開設

当クリニックの診療方針 ~4つの『こだわり』~

1)納得いく医療の実現のため、診療の基本を大切にします。
  納得いただける医療を実現するためには、『問診』→『診察』→『診断』→『診療方針の決定』といった内科診療の基本的なプロセスを大切にしています。すなわち、患者さんからうかがう病状の推移や診察所見を大切にして診断を導き、そして、診察所見や検査結果を説明しながら、治療方針を提案します。
  何より患者さんと医者の接点が大切ですから、「薬だけ」、「注射だけ」、「検査だけ」といった無診察での処方や処置は行いません。怠慢な診療態度は慎み、受診された時の患者さんの状態を大切にして診療します。


2)うそのない診療を実践します。
  患者さんから信頼されるためにうそのない診療を実践しようと思っています。医者であっても、人間の身体のことや病気のことを全て知り尽くしているわけではありません。できないこと、わからないことは正直にお伝えします。誤解を招かないためにも医師の言葉の一つ一つに責任を持ちたいと思っています。患者さんの質問に対しても、都合のいい話しばかりせず、正しい情報を共有した上でベストな診療方針を提示します。


3)単に薬を処方するのではなく、健康管理をサポートします。
  生活習慣病の患者さんが病気に立ち向かうためには生活習慣の改善に取り組まなくてはなりません。単に薬を処方するのではなく、生活習慣の是正を提案します。継続的に診察し経過観察を行い、包括的に健康管理をサポートするという意識をもって診療にあたります。生活習慣の改善は容易なことではありません。ときにやさしく、ときにきびしく、叱咤激励もいたします。患者さんにとって耳ざわりのいい言葉ばかり並べていても治らなくては仕方ありません。健康である喜びを一緒に分かち合いましょう。


4)医師としての正義感、公平感をもつために、医療制度のルールを守り、無駄は排除します。
  昨今、医療費の増加が問題視されており、医療を取り巻く環境は厳しくなることが予想されます。われわれ医師も医療に対するコスト意識をしっかり持ち、無駄を省かないと現行の素晴らしい医療制度を守れないと実感しています。当院の診療においても、無駄の削減に取り組むため、保険診療においてはそのルールを遵守し、無駄な検査は行わず、また薬も一粒一粒を大切にして無駄なく処方いたします。


当院の診療方針Q&A

Q1.どのような患者さんの診療が得意ですか?
  “一般内科”として診察すべき患者さんは拝見します。また、前任の川崎医大では、≪健康診断からの予防医療≫をテーマにして、生活習慣病の早期発見、早期対策を推進してきました。患者さんの健康管理をサポートすることはやりがいがある仕事だと思っています。


Q2.どのような患者さんを診療していますか?
  “一般内科”として対応すべき患者さんの診療をしています。ただし、最近は、医療も細分化され、各分野とも進歩が目覚しいので、当院だけで抱え込まず、専門医の先生と連携を取りながら、経過をみていく方針です。その上で最良のアドバイスをしようと思っています。


Q3.子供は診療しないのですか?
  小児医療は得意ではありません。(15歳以下のお子様は小児科を受診してください。)


Q4.不眠症については、診察できますか?
  自殺者が増えていている昨今、メンタルヘルス(こころの病)は、深刻な社会問題だと考えています。不眠症からこころの病を見つけることもあると考えております。
  当院の医師はメンタルヘルスのトレーニングを受けてはいないので、こころの病の診療は得意ではありません。安易に睡眠薬や精神安定剤といった向精神病薬を処方することは厳につつしんでおります。心療内科、精神科を受診するようにお勧めしています。
  また、就職の際に、『精神異常の有無』に関する診断書を求められる職場もあるようですが、当院ではそうした診断書は発行しておりません。


Q5.健康診断はできるのですか?
  労働安全衛生法により定められた定期健診(会社が行う定期検診)、就職時の健診(雇入れ時健診)は行えるような体制は整えています(健康診断のみ予約制です)。当院でできる健診は限られていますので、事前にお問い合わせのうえ、ご予約ください。
  なお、人間ドックのような全身をチェックする幅広い健康状態の把握を希望される場合については、福山市医師会健診センターや福山検診所などの健診専門施設で、受けられることをおすすめしています。


Q6.診断書は書いてもらえますか?
  当院で診療した患者さんが希望された場合、診断書は発行いたします。(内科的な診療に限ります。)また、職場や学校から提出が求められる診断書については、診察、検査の結果をもって証明できるものについては診断書を発行しますが、『精神疾患がない』『麻薬や覚せい剤の使用』についての項目を含むものは診断しかねますので、当院では発行しておりません。なお、診断書の発行は自費ですので、文書料をいただいております。


Q7.生活保護、労働災害(労災)に関する診療はできますか?
  一般の健康保険での診療は致しますが、生活保護、労働災害(労災)については、医療補助を受けられる指定医療機関ではありませんので、指定の医療機関にお掛かりください。


Q8.他院で治療を受けていますが、引き続きの診療をしてもらえますか?
   慢性的な疾患で定期的に通院されていた患者さんの場合、これまでの担当医が患者さんの病状をどのように評価し、治療してきたのかが非常に重要です。そうした情報を受け渡すのが、『紹介状(診療情報提供書)』です。紹介状のない場合、全く初診の状態で患者さんをみなくてはならないので、最初から様々な検査を組み立て、手探りの状態で病状を把握しないといけません。また、当院とは診療方針の違いや、薬の使い方の違いもあると思います。他院にかかられていて、転居等の都合により当院での治療の継続を望まれる方は、紹介状を頂いてきてください。


Q9.駐車場はありますか?
  当院専用の駐車場はありません。公共の交通機関をご利用の上、ご受診ください。
  なお、当ビルの駐車場(NPC24H)または福山市営駐車場に止められて、診療を受けられた方に限り、現在のところ、時間に応じて最大60分までの駐車サービス券を差し上げています。


Q10.往診はしていますか?
  診療体制が整っていないため、 現在のところ、往診や在宅介護されている方への訪問診療については行っておりません。


Q11.夜間に診療するということは救急診療もできるんですか?
  当院は、救急病院ではありません。高度の医療機器や入院施設はありませんので、重症患者は診ることはできません。


Q12.セカンドオピニオンをどう思いますか?
  “一般内科”として、その対象となる患者さんは診察します。しかし、自分が全て正しい!とは思っていませんし、医師の診療スタイルには個性がありますし、私自身が全員に喜んでいただける医療を提供できるとは思っておりません。
  私の診療に納得のいかないケースは、遠慮せずに申し出ていただきたいと思います。速やかに紹介状を作成します。違う医師の目で見立てる事、すなわちセカンドオピニオンも大切だと思っています。また、専門外の病気については、専門医の先生と連携を取ることが大切だと考えています。自分にあった医者を探すことは健康管理には大変重要だと思います。


Q13.混合診療については、どう思いますか?
  近年、保険診療のルールが、凄まじい医学の進歩に、追いつけていないと思えることもしばしばあります。したがって、医学の最先端での常識が、診療現場の非常識になっていることもあるように思います。しかし、"国民皆保険"という日本の誇る素晴らしい福祉政策は、尊重したいと考えています。したがって、原則として保険診療のルールに従いますので、混合診療はいたしません。


Q14.院長の診療のモットーは?
  患者さんと医者の信頼関係の構築が、よい健康管理のカギだと思っています。当院では、専門的な治療技術の提供は行えませんが医療の基本を大切にして、様々な身体に関する不安なことに対して、医師の立場で的確なアドバイスができる医師像を目指しています。

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